なぜ証券会社や投資銀行は嫌われるのか?

テレビに時々出演するアナリストに質問する機会があったので、こんなことを聞いてみました。「テクノロジー株のアップトレンドは終わりに近いと思いますか?リスクオフの相場に備えるべきでしょうか?」


返答は予想していなかった内容でした。

テクノロジー株については既に何度かレポートを発表しているので、それを参照して貰いたい。「リスクオフの相場」などといった曖昧な言葉を含む質問には返答できない。
少し腹が立ちましたが、こういうタイプの人はウォール街に結構います。態度の横柄な人たちが証券業界の評判を悪くしていることは間違いありませんが、個人投資家たちは、証券会社、投資銀行などの金融機関に勤める人たちを好きになれない理由として、こんなことをあげています。
・ファイナンシャル・アドバイザーは、私が何を求めているかに全く興味は無い。彼らが興味のあるのは私の持つ資金だけだ。
・証券会社の人間は信用できない。「この投資には手数料は一切ありません」、と熱心に勧めてくることが時々ある。手数料はゼロかもしれないが、熱心に勧めてくるということは、それを販売することで彼らは大きな報酬を得ることができるからだ。人を馬鹿にしないでほしい。
・ファイナンシャル・アドバイザーなどという肩書があるが、彼らはミューチュアル・ファンドや保険関連商品のセールスマンだ。金融商品に関する知識があるだけで、彼らには肝心な投資経験が無い。
・多くの金融機関は、個人のニーズに合わせた適切なアドバイスを強調しているが、大したアドバイスを受けることはできない。各金融機関には、あらかじめ用意された若者向け、中年向け、老年向けといった投資モデルがあるだけだ。
・証券会社の人たちが言うことは現実離れしている。デリバティブやオプションのことなどを興奮して話してくれるが、そんなものは私に必要無い。分かりにくいものに投資する気など無い。

その他にも、プロに任せても満足な投資成績が上がらない、ということも人々が証券会社を敬遠する理由になっています。

ソーシャルメディアが大人気の今日、多数の人々は必要な情報をソーシャルメディアから得ています。一ヶ月ほど前にも書いたことですが、今の時代に求められているのは、古臭いイメージのある従来の金融機関ではなく、柔軟性のあるソーシャルメディア機能を十分に備えた金融機関です。

(参照した記事:Here's why you may not trust your financial advisor

コメント