トレードの前に考えること:このやり方で有利なトレードができるだろうか?

先ず、このヘッドラインを見てください。有名人デニス・ガートマン氏の登場です。
二つのことが報道されています。
  • ゴールドマン・サックスは、JPモルガンと同様に米株に対して弱気になった。
  • 逆指標として有名なデニス・ガートマン氏は、今日も相変わらず米株に対して強気な姿勢を保っている。
「いよいよ米株は危ない。ガートマン氏が強気であるなら持ち株は売りだ!」、と判断した人もいそうですが、株の世界には、予想をことごとく外す「曲がり屋」と呼ばれる人たちが存在します。「曲がり屋」には「愚かな資金、逆指標」といった別名もあり、一般的に私たち個人投資家を指す言葉です。嬉しくない事実ですが、私たち個人は、あまりにも頻繁に間違った売買をする傾向があり、「個人投資家=愚かな資金」というイメージが定着してしまいました。

当然のことながら、私たちはマーケットの勉強をして、曲がり屋から当たり屋になる努力をします。投資関連の本の読みあさり、セミナーへの出席、投資ソフトの購入、と様々な物に手を出して、「これだ!」と100%満足できる方法を探し求めます。

効果的なトレード手法、投資方法を身につけることは良いことです。しかし、最初から存在しない100%パーフェクトな手法、俗に言う「聖杯」を探し求める旅に出てはいけません。ベテラン・トレーダー、スティーブ・バーンズ氏は、こう述べています。
不幸なことに、多くのトレーダーが100%完璧なトレード方法(聖杯)を見つけることに一生懸命になっている。先ず、聖杯などマーケットに存在しない。なぜなら、マーケット環境はいつも同じではないから、同じやり方がいつも通用することなど有り得ない。例を挙げれば、移動平均線が役立つマーケットとオシレーターが役立つマーケットは環境が違う。マーケットは川のような物、流れはいつも同じではない。大切なことは、自分のやり方で、現在のマーケット環境で勝つことができるかどうかを事前に正しく判断することだ。言い換えると、このやり方で有利なトレードができるかどうかを考えてみることだ。

(情報源:Goldman Joins JPM On The Bearish Side, But Gartman "Remains Bullish Of Stock Prices"

Why There is No Holy Grail in Trading

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