弱気個人投資家数は約1年ぶりの高レベル

データ:AAII
AAIIから個人投資家たちのセンチメントが毎週発表され、上のチャートには、最近1年間の様子が示されています。(青い線:強気、黒い線: 中立、赤い線:弱気)

下が今週の結果です。
・強気: 30.0%
・中立: 23.5%
・弱気: 46.5%
AAIIのチャールズ・ロットブラット氏は、こう述べています。
強気と中立が減り、弱気センチメントが約1年ぶりの高レベル46.5%に達した。これで弱気センチメントは歴史的平均値である30.5%を4週連続で上回り、過去8週間で7回目になる。1987年7月から2016年11月までを振り返ると、S&P500指数の6ヶ月平均上昇率は4.9%あり、極めて高い弱気センチメントが記録された6ヶ月後には平均で5.8%高くなっている。
今週の弱気センチメントが大きく上昇した理由として、これらが挙げられています。
・米国のブルマーケットが始まってから8年という月日が流れ、株式市場は大きく上昇した。特に最近の上げ方は急ピッチであり、米株は極めて割高となった。
・トランプ大統領の経済政策に疑問を感じる。トランプノミクスに、はたしてどれほどの効果があるかが分からない。
・ほぼ間違いなく今月のFOMCで金利引き上げが実施されると報道されているが、金利引き上げは株式市場に悪影響となる可能性がある。
・世界経済には、いまだに強い回復が見られない。
大多数の個人投資家が口にするのはこれです。
いくら何でも米国株式市場は上げすぎだ。とうの昔に下げは起きている筈だが、マーケットには中々下げがやって来ない。
今週の弱気センチメントは1年ぶりの高レベルに達したということですが、弱気になったというより、個人投資家たちは、下げないマーケットにイライラしているといった様相です。

(情報源:AAII Sentiment Survey: Most Pessimism Since February 2016

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