2017年2月3日金曜日

米雇用統計: 3月の金利引き上げの可能性は、ほぼ無くなった

1月の米雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は予想されていた18万人増を上回る22万7000人増、失業率は前回の4.7%をわずかに上回る4.8%という結果でした。焦点があてられたのは平均時給です。前年比で2.7%の上昇が予想されていましたが、結果はそれを下回る2.5%増でした。

上は、非農業部門雇用者数は素晴らしい数値でしたが、時給はガッカリな内容であったことを伝えるマーケッツ・インサイダーの見出しです。

マーケット関係者たちのコメントを見てみましょう。
・水曜に発表されたADP雇用統計がかなり良い内容だったから、投資家たちは、今日の雇用統計も予想を大幅に上回ることを期待していた。しかし、上昇した失業率と予想以下の平均時給の伸びで、大幅に増えた非農業部門雇用者数のインパクトが半減してしまった。 -- ミシェル・マイヤー(バンク・オブ・アメリカ)
・連銀のゆっくりとした利上げ姿勢が、速いテンポの利上げ姿勢に変化することを予想していた人たちに、今日の雇用統計は致命的な打撃を与える結果となった。 -- クリス・ラプキー(三菱東京UFJ)
・今日の雇用統計を見て、3月の金利引き上げの可能性を35%から15%に引き下げた。-- ジャン・ハトジウス(ゴールドマン・サックス)
・3月の利上げ予想をしていた人たちは、見方を6月に変更することだろう。 -- マービン・ロー(BNYメロン)
・米国はGDP成長率2%に貼り付いてしまった。トランプ大統領が約束した3~4%の成長が実現できるかは疑問だ。 -- ビル・グロース(ジャナス・キャピタル)
・今日の結果を見る限り、連銀が現在のゆっくりとした利上げ姿勢を早急に変えることはない。-- スティーブン・ギャラガー(ソシエテ・ジェネラル)
(情報源:Jobs report crushes, wages disappoint

Wall Street Responds To Today's Jobs Report

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