ほぼパーフェクトな選挙前年の3月の株式市場

3月のマーケットに関する、こんな記事があります。

Almanac Traderから

1951年以来、大統領選挙前年の3月は、ほぼパーフェクトな記録
米国のブルマーケットが始まってから既に6年が経過し、特に今日のマーケットでは、ナスダック総合指数が、ついに5000に戻ったと大きく報道されています。

米ナスダック指数一時5000台 15年ぶり高値圏 (日本経済新聞)

さて、選挙の前の年の3月は、ほぼ完璧な成績と言うことですが、下の表はAlmanac Traderに掲載されていたものです。

Almanac Trader
正に、ほぼ完璧な成績です。たとえばDJIA(ダウ平均)ですが、1951年以来、マイナスになったのはたった3回だけ。勝率(% Up)に直すと、選挙の前の年の3月は81.3%の確率で上昇し、平均上昇率(Average)は+2.2%です。
・ S&P500指数: 勝率(81.3%)、平均上昇率(+2.1%) 
・ ナスダック総合指数: 勝率(90.9%)、平均上昇率(+3.5%) 
・ ラッセル1000指数(大型株指数): 勝率(100%)、平均上昇率(+2.4%) 
・ ラッセル2000指数(小型株指数): 勝率(100%)、平均上昇率(+3.2%)
最も上昇率が高いのはハイテク株の多いナスダック総合指数、そしてその次は小型株指数のラッセル2000ですから、今月は小型ハイテク株が良いかもしれません。

もちろん、警戒論も出ています。


上のチャートはヤフー・ファイナンスに掲載されていたものですが、赤い線は予想される米国企業の一株利益、そして青い線は米国GDPの推移です。見てのとおり、予想される一株利益は既に下げに転じていますから、当然の結果としてGDPに大きな伸びを期待することはできません。言い換えると、現在の米国株式市場は、悪化が予想される企業利益という状態での高値更新ですから、ここでの超積極的な買いは危険と思われます。

(参照した記事:米ナスダック指数一時5000台 15年ぶり高値圏

Why the ‘Smart Money’ Is Bailing Out of the Bull Market

Pre-election year March, nearly perfect record since 1951

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