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6月, 2013の投稿を表示しています

急ピッチに上昇する住宅ローンの金利:月々200ドルの違いは大きすぎる?

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最近目につく記事は、急ピッチに上昇する住宅ローンの金利です。国債が売られ利回りが上昇しているので、住宅ローンの利子が上がるのは仕方が無いことなのですが、報道によると住宅ローン金利は26年ぶりの大幅上昇だそうです。

下は、ここ5年間の米国における30年住宅ローン金利の動きです。

重要なサポートレベルに迫る穀物の上場投資証券

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金曜の取り引きで大きく買われたのは金と銀だが、その反対に売られたのは穀物だ。下のチャートは、小麦、大豆、トウモロコシに投資している上場投資証券(ETN)、iPath DJ-UBS Grains TR Sub-Index (JJG)の日足チャートだ。

金のETFに大きな賭け

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1時間ほど前に金曜の米国株式市場が終了したところです。実は、今日は金のETF、SPDR Gold Trust(GLD)に注目していました。売られすぎなので買ってやろう、といったことではなく、注目した原因は木曜のマーケット終了後に見つけたこのツイートです。

金の下げを見ていたら昔の失敗を思い出した

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今日も金が下げています。空売っている人たちは笑いが止まらないことでしょうが、買いポジションを持っている人たちは、こんな心境ではないでしょうか。

アナリストも弱気、個人投資家も弱気 : 金の話

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今日の単語:obsolete(時代遅れの、旧式の、もう使われていない、廃れた、陳腐な、陳腐化した)

UBSのアナリストが、向こう12カ月間の金の目標価格を1750ドルから1050ドルに引き下げた。理由は金がobsoleteになってしまったからだ。

米国事情:暮らしが良くならないのは政府の責任

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アメリカは豊かな国だろうか、それとも貧しい国だろうか?



上の表で分かるように、GDP(国内総生産)で比較してみると、アメリカは中国の約2倍に相当し、明らかに世界最大のGDP国家だ。しかし、最近発表されたデータを見てみると、米国人の暮らしは決して楽なものではない。

米国株式市場: なぜ買いを試したのか?

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ヘリコプター・ベンはもはや存在しない

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世の中には「万年ベア」と呼ばれる、いつも弱気論ばかりを唱えている人たちがいる。一例をあげれば、リチャード・ラッセル氏(ダウ・セオリー・レターズ)だ。今年の3月12日になるが、ラッセル氏は株の買いを推奨し、投資家たちを大いに驚かせた。著名弱気論者が強気になったということで、「マーケットはここが天井だ。持ち株を処分する時が来た!」、という意見でインターネットは溢れた。

米国株式市場:しばらく休憩して欲しい。。

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「マーケットは以前の新高値に戻って来た。注意を払うべきだろうか?」
実は、私も同じことを考えていました。下はS&P500指数の月足チャートです。(金曜のマーケット終了1時間前時点)

ベアマーケットが始まった?それとも次の買いチャンスの到来??

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ツイートだけから判断すると、今日のマーケットの大幅下落は「バーナンキFRB議長が悪い」、ということになります。既に報道されているように、昨日の記者会見でバーナンキ氏は量的緩和縮小は年内に実施することが適切という見方を表明しただけでなく、証券購入は来年中に終了させたいという考えも述べ、投資家たちは超低金利政策は確実に終わったと判断しました。

ここで思い出したのは、5月29日のUSA TODAYの第一面です。

崩れた株と債券、勝者は米ドル

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5月10日、私は読者たちにこう警報した。“米国の債券市場は暴落するだろう。特にひどいのはジャンク債だ。史上最大規模となる資産が失われることになるだろう。” -- ポーター・スタンズベリー氏(デイリー・ウェルス)
米連邦公開市場委員会(FOMC)後、株だけでなく国債、社債が売られた。先ず、下はダウ工業株30種平均の10分足チャートだ。

MACDを使ったトレンドの判断方法

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金鉱株は底を形成中?

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米国株式市場: 気になる統計

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こういう統計がStock Trader's Almanacに掲載されています。

米国債は買いだ!?

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今朝のツイートで面白いと思ったのはこれです。



ライアン・デトリック氏は、シェイファーズ・インベストメント・リサーチのストラテジストです。「今日、TLTのMACDのヒストグラムが0を超えた。3月19日に同様なことが起き、TLTの価格は素早く117から122.8へ上昇した」、という意味になります。TLTというのは米国の長期国債に投資しているETFのことで、下が日足チャートです(金曜のマーケット終了1時間半前時点)。

米国事情:不足するトラックの運転手 

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CNNニュースによると、現在アメリカではトラックの運転手が3万人ほど足りない。しかし、その数は10万人に増えることが予想されている。なぜなら、来月から新規制が採用され、トラックの運転手の運転時間が削減されるためだ。

上昇するトレンドラインをテストする米国株式市場

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サルと人間、株投資が上手いのはどちら?

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グーグルで検索したら、こんな記事が出てきました。

キー・レベルに挑戦する日経225インデックス・ファンド

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先週、力強い陽線を形成した日経225インデックス・ファンドは、+1.23%で月曜の取り引きを終了です。下は週足チャートです。

米雇用統計:失業率上昇は好材料??

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金曜に発表された米国5月の非農業部門就業者数は、予想されていた16.9万人増を上回る17.5万人増という結果だった。景気回復は引き続き順調に進んでいる、ということになるらしいのだが、いったいどんな仕事が増えているのだろうか。

増加が目立ったのはレストラン(+38,100人)、小売業(+27,700人)、一時雇用(+35,600人)の3分野になり、それらを合計すると5月の雇用増加の半分以上となる。これらの業種は一般的に給料が低く、このような仕事が増えているということは労働市場が弱いということだ。もちろん、どんな時代にも給料の低い仕事は存在する。しかし労働市場が強い状態なら、人々は給料の安い仕事を避ける。 -- ディーン・ベイカー氏(経済ポリシー・リサーチ・センター)
こういう内容の記事も多い。

ドル円で見るボラティリティの拡大と縮小

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スクイーズとエクスパンションが、何と言ってもボリンジャーバンドの人気の秘密でしょう。スクイーズはボリンジャーバンドの幅が狭くなることを示し、エクスパンションはバンド幅の拡大を意味します。言い換えると、ボリンジャーバンドの幅に注目することで、ボラティリティの大きな周期、そしてボラティリティの低い周期を明確に見ることができます。

乱高下の円、アベノミクスはアベゲドン??

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ドル円が瞬時96円を割り急激な円高になっている。ツイッターは、こんなツイートでいっぱいだ。




「ドル円は無茶苦茶だ!」
そしてビジネス・インサイダーは、さっそくこんな見出しの記事を掲載している。

ABEGEDDON: Yen Surging, As Markets Violently Turn Against Japan アベゲドン: マーケットは猛烈に日本へ敵対、円急上昇
アベゲドンはアルマゲドン(ハルマゲドン)をもじったものであり、アルマゲドンは世界の終末における最終的な決戦の地だ。アルマゲドンと世界破滅は同義語として解釈されているから、アベゲドンはアベノミクスの失敗を意味し、更に日本経済の破滅を匂わせる言葉だ。(記事を読んでみたが、威勢が良かったのはタイトルだけで内容は無に等しかった。)

株や為替、先物をやる人たちは毎朝ニュースに目を通すのが習慣だ。 つまらない質問かもしれないが、なぜニュースなど読むのだろうか?読んだら儲けることができるのだろうか?

4月12日のThe Gurdianで、ロルフ・ドベリ氏はこんなことを書いている。

過去1年間を振り返った場合、あなたの重要な問題解決に役立つニュースは一つでもあっただろうか?必要以上の糖分摂取は体に悪い。私たちは、糖分が体に与える影響は理解していても、ニュースが私たちに与える悪影響がよく分かっていない。
たしかに考えてみれば、生活に役立つニュースは少ないと思う。午後から雨になりますという予報なら傘を持って出勤できるが、昨夜11時サンフランシスコで微震がありましたという報道なら、ああそうですかで話は終わりだ。もちろん、娯楽を求めてニュースを読む人もいるから、全てのニュースが無益という訳ではない。しかし、何故ニュースは私たちに悪影響となるのだろうか。ドベリ氏はいくつかの例を挙げているが、最初に記されているのがこれだ。

・ ニュースは的外れな情報である: 橋が崩れて、車が橋と共に転落するという事故があった。レポーターは車に乗っていた人だけに焦点を合わせ、なぜ橋は崩れたのかという肝心な橋の構造に関する報道は全く無かった。
先ほどのニュースに戻ろう。
「アベゲドン: マーケットは猛烈に日本へ敵対、円急上昇」 正に的外れの好見本タイトルだ。人目を引くという目的を達成していることは認めるが、あまりに感情的であり、日本を嘲笑って…

S&P500指数は押し目買いのチャンスだが、、、

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ダウ指数は1.43%の下げ、ナスダック指数は1.27%の下落、そしてS&P500指数はマイナス1.38%、水曜の米国株式市場は冴えない展開です。



S&P500指数の日足チャートです。

今日の陰線で、指数は50%の値戻しレベル(4月の安値から5月の高値で測定)を少し割って終了です(1)。しかし、直ぐ下には、サポートになりそうな場所が少なくとも三つあります。

・多くのトレーダーが注目する50日移動平均線(緑、3) ・61.8%の値戻しレベル(2) ・去年11月の安値から引いたトレンドライン(青、4)
パラメータを3-10-16に設定したMACDを見てみると、スローライン(5、青)はゼロライン(点線)より上にあり、S&P500指数は買い基調にあることが分かります。ファストライン(赤、6)はゼロラインより下ですから、押し目買いのチャンスが迫っていることが示されています。

しかし、こういうシナリオもあります。下は日本株のETF、WisdomTree Japan Hedged Equity Fundの日足チャートです。



5月29日、株価は上昇する50日移動平均線のテストです(1)。その時点では、MACDのスローラインはゼロラインより上(2)、そしてファストラインはゼロラインより下(3)ですから、押し目買いチャンスのシグナルが出ていました。しかし、結果的にはブレイクダウンです(4)。更に現在の様子を見ると、スローラインはゼロラインを割り(5)、このETFが売り基調に転換したことが示されています。S&P500指数は日本株に追従する可能性があるので要注意です。

米国株式市場:住宅建築株を手放すときが来た!?

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米国の住宅着工件数の推移:

以前のような強い数値ではないが、矢印で示したように、住宅着工件数は2009年に底を打って上昇が始まっている。超量的緩和政策の効果がついに現れ始めた、と結論する人が多いが、下のチャートを見てほしい。



住宅建築に欠かせないのが木材だが、上のチャーは、最近1年間の木材価格の動きを示したものだ。見てのとおり、価格は3月が天井になり、既に20%を超える下げとなっている。普通に考えた場合、住宅着工件数が順調に伸びることが予想されているのなら、木材価格は下落するのではなく上昇が続く筈だ。言い換えれば、既に下落が始まった木材価格は、米国住宅市場の先行き不安を示唆しているのではないだろうか。

次に、チャッド・カーンズ氏(ETFguide.com)が指摘するチャートを見てみよう。


・緑の線は木材価格(1) ・黒の線(2)は住宅建築株に投資しているETF ・2011年(A)、木材価格が大幅下落となった。しかし、住宅建築のETFは木材と同時に下げたのではなく、しばらく経ってから大きな下げとなった。 ・そして現在(B)、ここ2カ月間で木材は20%の下げとなったが、住宅建築のETFはまだ下げが始まっていない。 ・木材価格と住宅建築のETFの相関関係がマイナスになった(C)。この現状は、住宅建築のETFが大幅下落になる前(D)とよく似ている。
カーンズ氏はこう結論している。

最近2カ月間で起きた木材価格の大幅下落、それに他の指標に見られる危険信号を考慮すると、住宅建築株を手放すときが来たようだ。

(参照した記事:Timber! Watch Out for Falling Lumber Prices

If the Economic Recovery Is Strong, Why Are Lumber Prices Falling?)

ドル円:滑り台が始まった?

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「ドル円が100円を割った」、と多数ツイートされています。下の日足チャートは、火曜午前3時(日本時間)時点のものです。




長い陰線(1)が形成され、ドル売りの圧力が増大しています。ボリンジャー・バンドの幅は広がり始め、ボラティリティも増大しています。2のセンター・ライン(21日移動平均線)は下げ方向になり、ドルは更に下げそうな様相です。

現在の様子は3の部分(4月1日)に似ています。

・長い陰線 ・ボラティリティの上昇 ・下向きとなったセンター・ライン
しかし下げは続かず、4月4日(4)、「異次元緩和」が発表されドル円は巨大な陽線を形成し、一気に下げから上げに転じてしまいました。はたして今回も、異次元緩和に匹敵する強力なニュースが発表される可能性はあるでしょうか?今週金曜、5月分の米雇用統計が発表されます。(市場予想は、非農業部門雇用者数は+16.5万人、失業率は7.5%です。)よほど強い数値、例えば失業率が7%を割った、といった極端な内容でない限り、4月4日のような大陽線が再現されることは無いと思います。もっと言えば、異次元緩和に相当するニュースなど、そうざらにあるものではありません。

急速に進んだ円安を苦々しく思っている韓国は、6月17日から開催されるG8サミットで、これ以上の円安を阻止するために「円安」について話し合うことをG8諸国に要求しています。しかし今日の100円割れ、そして90円台でサミットを迎えれば、円安はサミットで大した話題になることはないと思います。マーク・チャンドラー氏は、今朝のコラムでこう書いています。

円安を阻止したい韓国だが、韓国は協力者を得ることは無理だろう。なぜなら、最近6カ月間の動きを対ドルで見た場合、韓国ウォンは4%の下げとなり、アジアで二番目に弱い通貨になった(この下げの半分以上は5月に起きている)。更に、先週発表されたデータによれば、韓国の5月の貿易黒字は4月の2倍以上に伸びている。
ジェイミー・コールマン氏(fxbriefs.com)は、こんな見方をしています。

円安に関して、Gナントカという会議に大きな期待をすることはできない。世界の先進国が、円安を面白く思っていないことは確かだが、それ以上に面白くないことは、20年も続いた日本のデフレがこれ以上続くことだ。不平を言うことはあっても、Gナントカに属する国々は、日本の経済刺激…

米国株式市場: 後味の悪い金曜のマーケット

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6月1日、土曜日、週末です。今週のマーケットを振り返ってみましょう。下はS&P500指数の日足チャートです。




金曜、S&P500指数は1.43%の下落となり、20日移動平均線と三角形の下辺を割って終了となりました(1)。出来高(2)も突出しており、売り圧力の増大が示されています。こんな弱い終わり方ですから、「いよいよマーケットの調整が始まった」、と判断した人が多いと思われます。単純に考えた場合ですが、このまま下げが続いた場合、マーケットは上昇する50日移動平均線(3)をテストしに行く可能性があります。

タイムフレームを短くして、次に30分足チャートを見てみましょう。



三角形の底辺を決定的に割ったのは、マーケット終了間際の30分です。正に売り一色といった、極めて長い陰線(1)が形成されています。

30分足チャートを拡大してみましょう。



ヘッド・アンド・ショルダーズの売りパターンです。金曜の最後30分間で起きたことは、売りシグナルとなるネックライン割れです。頭からネックラインまでの長さが下落する値幅になりますから、1610付近までの下げが予想されます。この1610という数値は、50日移動平均線の直ぐ上になります。