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努力しないで良い成績を上げる投資方法???

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レイジー・ポートフォリオ(Lazy Portfolio)、というポール・ファーレル氏が有名にした投資方法がある。怠惰な投資ポートフォリオという意味になるが、実績を見ると分かるが、なかなかの成績を上げている。言い換えれば、高い手数料を払って投資アドバイザーに資金を任せるより、自分でレイジー・ポートフォリオを管理した方がましだ。

レイジー・ポートフォリオは、販売手数料のかからないミューチュアル・ファンド(ノーロード・ファンド)を組み合わせた長期投資方法であり、代表的なものが8つある。


表の見方を説明しよう。

Lazy Portfolio: ポートフォリオ名 (1-8が各ポートフォリオの名前になる)

Equity%: 株のファンドがポートフォリオを占める割合

No of funds: 投資に使われているファンドの数

1-year return: 過去1年間のリターン(成績)

3-year return 過去3年間のリターン(年率換算)

5-year return 過去5年間のリターン(年率換算)

10-year return 過去10年間のリターン(年率換算)

一番下に入っているのがS&P500指数の成績


よく聞くことだが、ほとんどのファンドマネージャーは、S&P500指数より優れた成績を上げることができない。一番右側、青で囲った部分を見てほしい。年率に換算した場合、S&P500指数の10年間のリターンは8.06%だ。3番めのポートフォリオ、Dr. Bernstein's Smart Moneyを除き、全てのポートフォリオがS&P500指数を上回っている。

10年間のリターンが最も優れているのはAnderson Family Taxableだが、このレイジー・ポートフォリオは、どんなノーロード・ファンドに投資しているのだろうか?下が内訳だ。


合計で11のバンガード社のノーロード・ファンドに投資している。パーセンテージは、それぞれのファンドに割り当てられた資金の配分率になる。ファンド名を見て分かることは、特定のものに資金を集中させるのではなく、国債、社債、小型株、新興市場株、アジア株、ヨーロッパ株、と幅広く投資されている。

レイジー・ポートフォリオには6つのルールがある。

1、ホームランは狙わない。全ての馬に賭けること。  2、割安…

ウォーレン・バフェット氏は、なぜ割高な買い物をしたのか?

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二週間ほど前になるが、ウォーレン・バフェット氏がハインツを買収するというニュースが流れた。



「あつまろのこだわり資産運用」というブログは、この買収に関して、こんなことを書いている。

買収総額は負債の引き継ぎを含むと約280億ドル(2兆6千億円)。 文字通りケタ外れです。(略)今回の買収価格は妥当なのでしょうかか。 もともと同社の株価はS&P500の平均を上回っており、今回の買収によるEBITDA比率は14倍とのことです。M&Aを多く手がけてきた日本電産の永守社長は10倍を超える案件は買収しないと名言しています。私自身も10倍以下をひとつの目安としています。バフェット氏は割安株のイメージがあるかもしれませんが、少なくとも今回の買収案件は割安投資には見えません。
注目は下線の部分だ。割安なものに投資することで有名なバフェット氏が、わざわざ高い金を払ってハインツを買ったということになる。何故、そんなことをしたのだろうか?Money And Marketsに、こういう意見が掲載されている。

ハインツはケチャップで有名な食品会社だ。食品は代表的な生活必需品だが、商品が市場に大きく浸透していることを考えると、ハインツ社は大きな成長を望めるような企業ではない。 ご存知のように、経済を回復させるために、世界の中央銀行は紙幣を刷り続けている。多くのアナリストが既に予想しているが、このような金融緩和政策は最終的にインフレを引き起こす。言い換えると、商品価格が値上がりし、ケチャップの原料となるトマトも値上がりとなる訳だ。 バフェット氏がハインツを買ったのは、食料価格の暴騰を予想したからではないだろうか?食料の価格が上昇すれば、とうぜんの事ながらハインツの利益も上昇する。食品は生活必需品だから、バフェット氏はコンスタントな利益、そして利益の上昇に期待できる訳だ。
よし、バフェット氏が食料の暴騰を予想しているなら、商品に投資しているETFを買ってみよう、と思った。しかし、Money And Marketsが勧めているのはコカコーラ、プロクター・アンド・ギャンブルのような生活必需品銘柄に投資しているETF、Consumer Staples Select Sector SPDR (XLP)だった。下記は、このETFが投資しているトップ10銘柄だ。




そして下がConsumer S…

米消費者信頼感指数は69.6 -- これは良い数字?

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2月米CB消費者信頼感指数は大幅上昇、増税への懸念後退
[ニューヨーク 26日 ロイター] 米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が26日発表した2月の消費者信頼感指数は69.6と、1月の58.4(修正値)から大きく上昇し、エコノミスト予想を上回った。1月は、「財政の崖」をめぐる大規模な歳出削減や増税は回避されたものの所得税減税が失効し消費者信頼感が低下した。しかし2月は財政政策や増税への懸念が弱まる結果となった。
予想を上回る69.6という数字は良い結果なのだろうか?次に、このヘッドラインを見てほしい。

Consumer Confidence: Better Than Forecast, But Still At Recession Levels

消費者信頼感指数は予想を上回ったが、現在のレベルは景気後退期(リセッション)と同じ、という意味になる。記事を書いたのはダグ・ショート氏(dshort.com)、こんな表を掲載している。



・ 1980年の景気後退期では、消費者信頼感指数の平均値は69.8だった。

・ 1981年-1982年の景気後退期では65.5。

・ 1990年-1991年は71.5。

・ 2001年は109.3。

・ 2007年-2009年は54.0。

・ 全景気後退期の平均値は69.4。

今日発表された数値69.6は、全景気後退期の平均値とほぼ同一であり、米消費者の考え方は景気後退期と変わりはない。(ダグ・ショート氏)
もう一つ、ショート氏の記事に載せられているチャートを見てみよう。


青い折れ線が消費者信頼感指数になり、赤い右下がりの線は長期トレンドを示す回帰直線、灰色の部分が景気後退期、そして緑と赤で示されているのがGDPだ。(GDPの上にも回帰直線が引かれている。)ショート氏は、こう書いている。

統計学者たちは、動きの激しい消費者信頼感指数に引かれた回帰直線に、あまり重要性を感じないかもしれない。しかし、この回帰直線は下げ方向、そしてGDPの回帰直線も下げ方向だ。消費者信頼感指数は100に設定されている1985年と現在の数値を比較してみることが大切だ、と言われている。しかし私は、同方向に動く二本の回帰直線を考えると、消費者信頼感指数はGDPのトレンドと比較した方が多くを読み取れると思う。

(参照したサイト:2月米CB消費者信頼感指…

投資家の悪夢: 83%の暴落

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$AFFY ouch !! -83%
— Antonio Costaさん (@ACInvestorBlog) 2013年2月25日
このツイートで、アフィマックス株が時間外取引で、なんと83%も下げていることを知った。よほど悪いニュースが発表されたのだろう、と調べてみると、日本の企業が関係していた。

武田薬品、貧血薬を自主回収 米国で販売、副作用で死亡例も 武田薬品工業と米製薬会社「アフィマックス」(カリフォルニア州)は25日までに、米国で販売している透析患者向けの腎性貧血治療剤「オモンティス」を自主回収すると発表した。投与した患者が死亡するなど重い副作用が確認されたため。医療関係者には患者への投与を中止するよう要請した。日本国内では販売していない。(産経ニュース)
アフィマックス社のホームページにアクセスしてみると分かるのだが、この会社にはオモンティスしかないから、今回の自主回収は極めて大きな打撃となる。

アフィマックス社があらためて教えてくれることは、取り柄は一つだけ、という企業に投資することの危険性だ。もちろん、一つの医薬品だけに頼るというバイオ製薬会社は多数存在し、ソリリスで成功したアレクシオン・ファーマのような例もある。腎性貧血治療剤オモンティスの運命は時間が経てば分かることだが、アフィマックス株の方は既に破損品だ。(The Motley Fool) ボーイング社がバッテリーの問題を解決すれば、各航空会社は、ドリームライナー(ボーイング787)を再び受け入れることだろう。しかしアフィマックス社の場合、代用となる安全な治療剤がアムジェン社から販売されているから、顧客たちはそう簡単にアフィマックス社へ戻ってくることはないだろう。(The Street)
アフィマックスの日足チャートを見てみよう。



円で分かるように極めて大きな窓だ。会社の存続が心配されるニュース内容だけに、80%を超える暴落だが、現在の株価に割安感は全く無い。アナリストによる格下げで株価が下げている場合なら、いくらなんでも売られすぎだ、といった意見が出て買い手が現れるものだが、アフィマックスの場合は完全に見放されている。正に投資家の悪夢だ。


(参照したサイト:武田薬品、貧血薬を自主回収 米国で販売、副作用で死亡例も

Behold the Dangers of a One-Trick Pony

Af…

注目される月曜の為替市場

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(-_-)ゞ゛ウーム  → 《25日のドル・円は“こうなる”》:黒田財務官時代の円:101-135円=フィスコ山下政比呂(フィスコ) - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス news.finance.yahoo.co.jp/detail/2013022…#yahoo_kabuyoso
— 大橋ひろこさん (@hirokoFR) 2013年2月24日
 そしてBusiness Insiderには、It Looks Like The Dollar Is About To Surge(ドルは急騰しそうだ)、というタイトルで、こんなことが書かれている。

英国債の格下げ、不安なイタリアの選挙が要因となり、英ポンド/ドル、ユーロ/ドルの買いポジションの損切り注文が、アジアのマーケット開始と同時に次々と履行されるだろう。


英ポンド/ドルの週足チャート:下放れが起きている。




ユーロ/ドルの週足チャート:少しだが、トレンドラインを割り始めている。



(参照したサイト: It Looks Like The Dollar Is About To Surge

《25日のドル・円は“こうなる”》:黒田財務官時代の円:101-135円=フィスコ山下政比呂

恐怖&欲指数は92から76に

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下は、投資家たちの心理状態を示す「Fear & Greed Index(恐怖&欲指数)」です。




現在の数値は76、そして「極めて高い欲レベル(Extreme Greed)」、と記されています。楽観的な投資家たちの姿勢が示されていますが、一週間前の数値は84、そして1カ月前は92でしたから、以前のような浮かれた状態ではなく、警戒ムードが出始めていることも確かです。




上のチャートには、S&P500指数に属する銘柄の何パーセントが50日移動平均線より上で推移しているかが示されています。最近下げていましたが(1)、数値はまだ77.4%ですから、投資家たちが悲観的になっているようなパーセンテージではありません。




同じチャートに相対力指数(RSI)を入れてみました。上記したように、パーセンテージの方は77.4%という高レベルですが、2で分かるように相対力指数は久しぶりに50を割り、ほぼ30まで下げました。言い換えると、マーケットは一時的に売られすぎですから、2,3日にわたる反発が起きてもおかしくない状態になっていました。現に金曜、S&P500指数は0.88%の上昇となり、さっそく押し目買いが入ったようです。





(参照したサイト:Fear & Greed Index

いよいよ心配になり始めた投資家たち??

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水曜に起きた久しぶりに大きな下げで、やはりマーケットは天井かもしれない、という警戒論者が一気に増えたような気がする。もちろん、全ての人が弱気になってしまったわけではないが、意見をいくつか引用してみよう。

・ マーケットに地殻変動が起きている。今まで株を買っていたが、ここからは株を避けるべきだ。円の売り、ドルの売りも止め、ここからは買いだ。円建ての金買いも止め、これからはユーロ建ての金買いに姿勢を変える必要がある。今までテクニカル的な理由でユーロに対して強気な見方をしていたが、ここからはテクニカルの面、それにファンダメンタルの面でもユーロに対して弱気な姿勢をとるべきだ。マーケットは一変した。 -- デニス・ガートマン氏(ガートマン・レター) ・ ここが天井だ、と断定することはできないが、マーケットの勢いが衰えている。出来高を見てみると、最近12日間で最も出来高の多かった4取引日は全て下げとなっている。マーケットの上げ基調に変化はないが、ミューチュアル・ファンドなどの機関投資家が売っているようだ。-- ジョーイ・ファンドラ氏(downtowntrader) ・ いつ調整が来るだろうか、と多くの人たちが憶測していたが、いよいよその時が来たようだ。主な売り材料は6つある。①全体的にマーケットは買われすぎ。②上昇するガソリン価格が与える消費者への悪影響。③FOMC議事要旨が示すように、量的緩和策の縮小、または打ち切りが予想以上に早く訪れる可能性。④迫る米国の自動歳出削減。⑤マーケットをリードしてきた住宅関連銘柄に見え始めた崩れ。⑥中国政府による不動産市場の引き締め。 -- Global Macro Monitor ・ ヘッジファンド・マネージャーやブローカーなどの証券業界の人たち、それに証券業界には関係ない知人や友人たちの全てが口を揃えて言うことは、「マーケットの一時的な調整がそろそろ訪れる」だ。投資心理の立場から考えると、皆が皆同意見の場合は、他の選択肢を検討してみる必要がある。例えば、一時的な調整が訪れない場合は、どんなことが起きる可能性があるだろうか? -- J.C.パレッツ氏(Eagle Bay Capital) ・ 株に対して強気な見方をしている個人投資家数が今週も減った。毎週発表されるAAIIのデータによると、強気と答えた人の数は前回の42.3%から41.8%に…

冴えない米国小売業最大手の決算内容

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ディスカウントストアの最大手、ウォルマートが決算を発表した。一株利益は市場予想を上回ったが、マーケット関係者たちの話をまとめると、決算はガッカリな内容だったと結論できる。

・ 一株利益が予想以上だったのは、思っていたような高い税率が適用されなかったため。 ・ 米国内既存店の売上は、たった1%しか上昇していない。
NBGプロダクションズのアナリスト、ブライアン・ソズィ氏はこう語っている。

来店者数の減少、利益の伸び悩み、それに売上と比べてみると在庫量が多すぎる。内容の悪い決算だ。
それなら株価は下げているだろう、と思って見てみると、ウォルマートは現在+2.12%で取引されている。下が日足チャートだ。(マーケット終了2時間前時点)



陽線が確かに形成されているが、今のところレジスタンスライン(1)の突破に難航している。次に週足チャートを見てみよう。



上昇するトレンドラインに辛うじて支えられている、といった雰囲気だ。去年4月、株価は直ぐにトレンドラインから跳ね返ったが、今回はそういった強さが無い。

ウォルマートは、サムズ・クラブというコストコと同様な会員制のディスカウントストアも経営している。サムズ・クラブに関する、こういうニュースがある。

中小企業のオーナー、それに家族で小さな会社を経営する人たちは、紙、スナック、コーヒー、小道具、と様々な商品をサムズ・クラブから購入する。しかしウォルマートからの発表によると、上昇するガソリン価格と税金、それに先行き不安な経済が要因となって、中小ビジネスのオーナーたちは、以前のような勢いでサムズ・クラブで買い物をしなくなった。
ウォルマートから客離れが始まっているのだろうか?ソズィ氏によれば、他の店に客が逃げているという兆候はなく、ごく一部の商品がアマゾンで買われた可能性はある。最大手ディスカウントストア、ウォルマートの低迷は米国経済失速の可能性を示すものだ、とソズィ氏は語っている。


(参照したサイト:Wal-Mart’s ‘Atrocious’ Quarter Reveals a Faltering Economic Recovery

Wal-Mart: Small businesses are hurting, too

金はデッドクロス、さあ売るべきか??

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Gold is close to forming a 'death cross'. The last time it occurred was back in April 17. (via @giovannymoreano) $GLD
— CNBCさん (@CNBC) 2013年2月20日 上はCNBCのツイートだ。「金にデッドクロスが起きようとしている。最後にそれが起きたのは4月17日だ。」

金のETFの日足チャートを見てみよう。




円で囲ったが、ツイートされているように、50日移動平均線が上から下へ200日移動平均線をクロスしそうだ。Aは4月17日、前回のデッドクロスだ。これだけ見ると、デッドクロスは売りシグナル、といった様相だが実際はどうなのだろうか?ライアン・デトリック氏(Schaeffer's Investment Research)は、こんなデータを発表している。



1972年以来、金のETFにデッドクロスが起きた場合、デッドクロスから1カ月後、2カ月後、3カ月後、そして6カ月後はどんな成績になっているだろうか?赤枠内が平均の伸び率/下げ率になる。

1カ月後:+1.29%

2カ月後:+1.08%

3カ月後:+2.75%

6カ月後:+3.17%


それでは、買いシグナルと信じられている「ゴールデンクロス」の場合はどうだろうか?(ゴールデンクロス:50日移動平均線が下から上に200日移動平均線をクロス。)



1カ月後:-0.71%

2カ月後:+0.63%

3カ月後:+1.14%

6カ月後:-0.84%


そして下は、1972年から現在までの金の平均伸び率だ。



1カ月平均伸び率:+0.91%

2カ月平均伸び率:+1.85%

3カ月平均伸び率:+2.78%

6カ月平均伸び率:+5.65%

という訳で、デッドクロスだからと言って急いで金を売る必要はなさそうだが、シティグループのアナリスト、ジョン・バーグテール氏はこう語っている。

金と銀の問題は、上げ周期/下げ周期が極めて長いことだ。もし両者とも現在天井を形成中なら、金と銀は長い長い冬眠期間に入ることになる。
もう一度日足チャートを見てみよう。



あと1時間の取引時間を残し、株価は2.5%と大きく下げている。1で分かるように、株価はチャンネルを完璧に割り、出来高も突出している(2)。残り1時間で、出…

安倍晋三の復讐 -- Abe's Revenge

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日本で今起きていることは、安倍氏の復讐だ、と私は思っている。 2007年9月、不評判だった安倍晋三氏は内閣総理大臣職を辞任した。その後、日経平均は半分に下がり、対ドルで円は40%の大幅上昇となった。そして今日、安倍氏は内閣総理大臣に再就任し、いよいよ復讐が始まった。 -- スティーブ・シュガルード氏(Daily Wealth)
ご本人は「復讐」と思っているかは分からないが、首相に返り咲いた安倍氏は、日本国経済再建のために全力を尽くすことだろう。GDP世界第2位の地位を中国に奪われ、世界のスマートフォン市場はサムスンとアップルが独占し、日本は明らかに遅れを取っている。ご存知のように、円高が日本を苦しめる大きな原因の一つとなった訳だが、最近の為替市場で分かるように、安倍氏は約束どおり円安政策を実行している。シュガルード氏の話に戻ろう。

資産バブルを作るために、バーナンキ議長はゼロ金利の実施、ドル紙幣の際限無い印刷を続けてきたが、安倍氏の達成したいことはその10倍だ。 議会から圧倒的な支持を得ている安倍氏は、基本的に何でもできる。長年続いたデフレを撲滅し、インフレを発生させるために、安倍氏は積極的に動くことだろう。
シュガルード氏の結論は「日本株を買え」だ。

たった3カ月で、日本の株式市場は30%の大幅上昇となった。「乗り遅れた」、と思っている人もいる筈だが、今から買っても遅くない。
日本株がまだ買える理由として、シュガルード氏はこの記事を引用している。

株価1万3千円目指すと甘利氏 「次々と手を打つ」 甘利明経済再生担当相は9日、横浜市での講演で、東京株式市場の日経平均株価(225種)に関し「(ことし3月)期末までには1万3千円を目指して頑張るぞという気概を示すことは大事だ」と述べ、平均株価の具体的な目標水準を示して経済政策を強化する考えを表明した。
株価を決定するのはマーケットであり、主要職に就く一国の政治家がこのような発言をするべきではない、という批判もある。しかし海外の投資家から見れば、シュガルード氏が指摘しているように、安倍首相は議会を好きなように動かす力がある今日、甘利氏の言葉は単なる失言と片付けることができない。

そう言えば、こんなエルフェンバイン氏のツイートがあった。




「日経が大きく上げている。教訓: 財務大臣たちの予想でない限り、目標株価の予想は時間…

コーヒーを飲みながら:カップ・アンド・ハンドルの話

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休日の月曜、今朝は8時に起きた。昨夜は久しぶりに焼酎を飲み、何となく頭がボーッとしている。株は休みだが、アントニオ・コスタさんは、やたらと株に関するツイートをしている。
Cup and Handle Pattern $GLW$GGP$CIEN$BWA$WLT$GTE$BWC$RFP$TDW$AH
— Antonio Costaさん (@ACInvestorBlog) 2013年2月18日
GLW、GGPというのは株のシンボル(コード)だが、これらの銘柄には「カップ・アンド・ハンドル」というパターンが形成されているようだ。 カップ・アンド・ハンドルはウィリアム・オニールという人が有名にしたパターンだが、下がその形になる。



先ずカップが形成され次にハンドルが出来上がる。買いのタイミングはAのハンドル上放れだ。それでは、コスタさんの挙げている銘柄、最初の三つを見てみよう。



カップは見えるがハンドルはまだ形成されていない。



これは確かにカップ・アンド・ハンドルだ。




カップ・アンド・ハンドルは買いだけでなく売りパターンにもなる。




二番目の例、General Growth Properties Inc. (GGP)をひっくり返したものだ。ハンドルからの下放れ(A)が売りシグナルになる。

最悪な休暇 -- トイレが使えない?

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正に惨憺たる旅行だ。しかし言い換えれば、これは一生忘れることができない思い出になるだろう。

火災で航行不能のクルーズ船、トイレがあふれ食料配布でトラブルも (CNN) 乗客乗員4200人あまりを乗せたクルーズ船「カーニバル・トライアンフ」が、メキシコ湾を航行中に火災を起こして航行不能になった事故で、運航会社のカーニバル・クルーズラインは13日、同船がアラバマ州モービルの港に曳航されると発表した。 だが船内の状況は混乱しているようだ。ある乗客の家族によれば、乗客は食料などをもらうための行列に最大で4時間も並ぶ羽目になったほか、早い者勝ちで配布が行われたため、列の最後尾にいた人はパンと調味料しかもらえなかったという。乗客の間では配布をめぐって口論も起きた。 また、トイレは一部しか機能せず、待ちきれない人は医療用ゴミ袋を使って用を足しているという。 乗客らによれば停電によって船の排水システムが動かなくなり、下水が廊下や客室にあふれ出す状態に。空調設備も動かなくなり、乗客は涼しい空気を求めてデッキに出ているという。
正に汚物で溢れた豪華船だ。さて昨日になるが、カーニバル・クルーズ・ラインは、こういうツイートをしている。
We are very proud of our crew who worked so hard to keep our guests comfortable during their journey home.
— Carnival Cruise Lineさん (@CarnivalCruise) 2013年2月15日
「乗客が心地良く帰港できるよう賢明に尽くした当社のクルーを誇りに思う。」

こんな状況で働いたクルーの皆さん、さぞ大変だったことだろう。

このニュースで株価は下がっただろうか?下はカーニバル・コーポレーションの日足チャートだ。



Aの陰線で分かるように、このニュースは確かに売り材料となった。しかし全体的に言えることは、株価は上昇する200日移動平均線の上で横ばいが続いている。

それでは、この事故で競争相手の株価は上がっただろうか?ロイヤル・カリビアン・クルーズの日足チャートを見てみよう。



1で分かるように、ニュースが報道された日、この株も下げた。株価は下降するチャンネル内で推移している。株価を200日移動平均線からの乖離率で比較すると、ロイ…

2000万株の空売り、13%を買い占め -- 荒れるハーバライフ株

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なんとも荒々しい値動きだ。




1で分かるように、去年12月、50ドル台だったハーバライフの株価は急速に崩れ24ドル台まで下げてしまった。原因は、パーシングスクエアの創業者、ビル・アックマン氏による空売りが報道され、次々と売りが売りを呼ぶ形となった。

「ハーバライフはピラミッド・スキーム(マルチ商法)であり、目標株価はゼロだ」 -- ビル・アックマン氏
その後、空売りの買い戻し、底値拾いなどが入り株価は大きな回復(2)となり、狼狽売りした人たちは「いったい何のために売ったのだろう」、と後悔したことだろう。

3の大陽線は2月4日だ。その日、ハーバライフは大きな窓を開けての下げでスタートを切ったが、一大反発ラリーが起きてほぼ高値で終了した。下げで始まった原因は、「ハーバライフに連邦取引委員会から取り調べが入る」というニューヨーク・ポストからの報道が売り材料となった。しかし、ハーバライフはその報道を完全に否定したため、株価は急ピッチに回復する結果となった。

そして今日金曜(4)、ハーバライフは窓を開けての上げで取引が始まり、現在株価は+7.5%と大きく上げている。原因は昨日のニュースだ。

2月14日(ブルームバーグ):資産家カール・アイカーン氏は、栄養補助食品メーカーのハーバライフ の株式を13%保有していることを開示した。(中略)アックマン氏は約2カ月前、ハーバライフがマルチ商法を行っていると主張し、同社株を2000万株空売りしたことを明らかにした。アイカーン氏は届け出で、ハーバライフは「正当なビジネスモデルを有しており、長期的な成長機会は良好だ」とし、同社株は過小評価されていると指摘した。
アックマン氏: 2000万株の空売り。ハーバライフはマルチ商法、目標株価はゼロ。

アイカーン氏: 13%を買い占め。ハーバライフは正当なビジネスであり株価は割安。

どちらが勝つだろうか?しかし、こうなってくると現時点では、私たち個人は買いも売りも怖くてできない。


さて、ここでハーバライフの日足チャートに戻ろう。




上記したように、この株を買う気は無いが、これは「アダムとイヴ」の買いパターンだと思った。下のチャートは、バルコウスキー氏のサイトに掲載されている「アダムとイヴ」の説明だ。



左側の尖った底がアダム、そして右の丸い底がイヴになる。買いはレジスタンスラインの突破、Cで行う。バルコウ…

この合併は旅客にプラスだ。。。。

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アメリカンとUSエア合併へ 世界最大の航空グループに 米国の航空3位アメリカン航空の親会社「AMR」と米5位のUSエアウェイズは13日夜(日本時間14日午前)、それぞれ取締役会を開き、合併で合意したと複数の米メディアが伝えた。(朝日新聞デジタル)
数年前、アメリカン航空を利用したことがある。夕食の時だが、私の列を担当した客室乗務員は軍手を着用していた。トレーが熱いからなのか、それとも手にケガをしていたからなのかは分からないが、たった一人だけ軍手を着用して食事を配っている姿は異様だった。後ろに座っていた人は、「軍手を見たら食欲がなくなった」、というような事を言っていた。

夕食後は免税品の販売があったが、客室乗務員の態度はあまり良くなかった。普通なら、「免税品をお持ちしています」、と言いながら客室乗務員は機内を回るが、アメリカン航空の場合は「Duty Free, No? Duty Free, No?」、という言葉だった。Noの部分がやたらとよく聞こえたから、まるで「免税品はいりませんよね!」、と言っているようだった。たかが軍手と免税品、と言ってしまえばそれまでだが、こんな些細なことでアメリカン航空を二度と利用する気がなくなってしまった。

合併後、新会社の名前はアメリカン航空となり、報道されているように世界最大の航空会社誕生となる。このニュースを読んだ人たちの書き込みを、いくつか見てみよう。

・ 私は他の選択肢が全て無くなった時だけアメリカン航空を利用している。この合併で、世界で一番サービスの悪い航空会社が誕生する。(ElvisMAさん)

・ この合併は旅客にプラスだ。。。。もちろん冗談。(snowdoggさん)

・ 競争相手が一社減り、航空券は値上がりするだろう。(rlainさん)

・ ダメな二社が合併し巨大なダメな会社が生まれる。(fhsyrd386さん)

・ 倒産を防ぐことができたのだから、この合併は良かったのではないだろうか?(WithReason7さん)

・ 合併、それは良かった。もちろん、新航空会社を利用するつもりはない。(OhhhBillyさん)

・ 次はどんなサービス料金が追加されるのだろうか? (Evolved Oneさん)






(参照したサイト: アメリカンとUSエア合併へ 世界最大の航空グループに

US Airways-American Airline…

強気になれない株アナリストたち

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Chart of the day.Analysts are getting more bearish as $SPY soars.Nice contrarian combo. stks.co/hLvM
— Ryan Detrick, CMTさん (@RyanDetrick) 2013年2月13日
上昇するS&P500指数とは反対にアナリストたちは弱気になっている、というライアン・デトリック氏(Schaeffer's Investment Research)のツイートだ。



黒い線がS&P500指数、そして緑色の線は、S&P500指数に属する銘柄の何パーセントに買い推奨が出されているかが示されている。マーケットは好調なのだから買い推奨が増えてもよさそうなものだが、見てのとおり2011年がピークになり、デトリック氏の言うようにマーケットの動きとは反対に買い推奨は減っている。弱気なアナリストはマーケットの不安材料になるだろうか?デトリック氏はこう説明している。

皆かなり強気だ、といった事を毎日のように聞く。データによれば、確かに強気論者の数は増え、最近まとまった資金が株ミューチュアル・ファンドへ流入している。しかし私には、今マーケットが大きな天井を形成しているとは思えない。 株式市場は、ここ数年ぶりの高値を記録しているのに、アナリストたちの姿勢は弱気になっている。これは危険信号だ、と思うかもしれないが、私は弱気なアナリストはマーケットにとって好材料だと思う。 マーケットの天井では、熱狂的に大衆が株を買うものだが、現時点では熱狂的という言葉は当てはまらない。バーナンキ議長が金をばらまいているのだから、株は上がるしかない、といった事は聞くが、人々が熱狂的になっている時はそんな事を買い材料に挙げることはない。

(参照したサイト:Chartist Corner: Why Analysts Have It All Wrong

ソーラー・エネルギー銘柄のダウントレンドは終わった??

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火曜のマーケット終了まであと2時間と少々、ソーラー・エネルギー関連が強い。

・ LDK Solar Co., Ltd. (LDK): +13.66% (中国)

・ ReneSola Ltd. (SOL): +7.86% (中国)

・ Yingli Green Energy Holding Co. Ltd. (YGE): +7.36% (中国)

・ Suntech Power Holdings Co. Ltd. (STP): +6.58% (中国)

・ Hanwha SolarOne Co., Ltd (HSOL): +6.30% (中国)

・ JA Solar Holdings Co., Ltd. (JASO): +4.84% (中国)

・ Trina Solar Limited (TSL): +4.45% (中国)

・ China Sunergy Co. Ltd. (CSUN) : +3.70% (中国)

・ First Solar, Inc. (FSLR): +3.58% (アメリカ)

・ Canadian Solar Inc. (CSIQ): +1.84% (カナダ)

上昇率の高いトップ10銘柄だが、見てのとおり圧倒的に中国株が多い。

全体的に言えることは、先見性のある中国企業が、このソーラー・エネルギー業界を独占している。中国は世界最大のソーラー会社LDK Solar Co., Ltd. (LDK)、Suntech Power Holdings Co(STP). の2社を有するだけでなく、2013年には中国自身が世界最大のソーラー・エネルギー市場になる可能性がある。中国政府は、ソーラー・エネルギー装置設置のための補助金も用意しているから、上記ソーラー2社が恩恵を受けることだろう。(WALL ST. CHEAT SHEET)
当然のことながら、ソーラー・エネルギー銘柄に投資しているETFも買いを集めている。

最近強くなっているのは確かだが、ソーラー・エネルギーのETFの長期的な成績は惨めなものだ。このセクターへの投資リスクは相変わらず高く、大きな利益を期待できるのは、まだまだ先の事と思われる。現時点での買いは、最近の強さが長いダウントレンドの終わりを示している、という希望的観測に基づくものだ。(Zacks Equity Research)
下はソーラー・エネ…

再就職は決まったが、、、:米国の場合

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失業の苦しい期間が終わり、とうとう再就職が決まった。しかし、給料はどうなっただろうか?



・給料は下がった 54%
・給料は上がった 24%
・給料は以前と同じ 22%


では、給料が以前より下がった場合、いったいどれくらい下がったのだろうか?



・0から10%下がった  34%

・11から20%  16%

・21から30%  18%

・31から50%  26%

・50%を超える下げ  7%


(参照したサイト: New job, less pay

ドラゴン・パターン:チャートパターンの話

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皆さんは、何種類くらいのチャートパターンをご存知だろうか。トーマス・N. バルコウスキー氏のサイトには、AからZまで色々なチャートパターンが分類されている。少し例を挙げると、「ABCコレクション・シンプル」、「アダム&アダム・ダブルトップ」、「ヘッド・アンド・ショルダーズ」、「デッド・キャット・バウンス」、、、とにかく沢山ある。

そう言えば、「ドラゴン・パターン」という言葉を最近聞くことがなくなった。



私は、ドラゴン・パターンというのはダブルボトムやトリプル・ボトムのことだと思うのだが、けっこう頻繁にドラゴンは現れるような気がする。先ず、このサイトでドラゴン・パターンの例をいくつか見てほしい。

2012年の夏、バンク・オブ・アメリカにドラゴンが形成されていた。



上記したように、株価がドラゴンの背中を突破したところで買い、目標株価はドラゴンの尻尾の先端になる。



矢印で分かるように、下げの部分が尻尾になり、脚のようなものが現れたら、これはドラゴンかもしれないと疑ってみる訳だ。

どうりでギャンブル関連銘柄が好調な訳だ

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もう何年前に行ったか忘れてしまったが、2012年にラスベガスを訪れた人の数は史上最高に達した。CalculatedRisk.comに、こういうグラフが掲載されている。



年別に見たものだが、青い棒グラフが訪問者数、そして赤の折れ線は会議が目的でラスベガスに訪れた人の数だ。

2012年、観光などの目的でラスベガスを訪れた人の数は39,727,022人に及び、2007年の最高記録39,196,761人を突破した。しかし、会議が目的でラスベガスを訪れた人の数は4,944,014人にとどまり、2006年の最高記録6,307,961人を超えることはできなかった。という訳で、ギャンブラー達がラスベガスに戻ってきたようだ。 -- CalculatedRisk.com
ギャンブルの街だから、ラスベガスへ行くのはギャンブルが目的と思うかもしれないが、下がラスベガス観光局のデータだ。



データは2007年から2011年になる。

ラスベガスを訪れる目的トップ3: 1、休暇/娯楽: 42%(2007)、39%(2008)、40%(2009)、51%(2010)、  50%(2011) 2、ギャンブル: 11%(2007)、13%(2008)、13%(2009)、9%(2010)、  7%(2011) 3、会議: 11%(2007)、12%(2008)、9%(2009)、11%(2010)、  10%(2011)
ラスベガスには様々なコンサートやショー、それにフーバーダムや荒涼とした砂漠も近くにあるから休暇/娯楽には面白い場所だ。もちろん、ショーの後はギャンブルという事になるだろうから、ショーだけ観て何もせずに家へ帰る、という人は少ないと思う。2012年、ラスベガスを訪れた観光客数は史上最高、どうりでギャンブル関連銘柄の調子が良い訳だ。



リゾート&カジノ指数(日足)

(参照したサイト:Las Vegas: Visitor Traffic at Record High in 2012, Convention Attendance Lags

LAS VEGAS CONVENTION AND VISITORS AUTHORITY

米国、土曜の郵便配達を廃止に -- それは困る??

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Eメールは無料だ。無料には勝てない。 -- パトリック・ドナホー氏(米国郵政長官)
8月5日から、米国郵政公社(USPS)は土曜日の郵便配達をやめる。去年の赤字額は160億ドルに及び、土曜の配達廃止で、毎年20億ドルを節約できるようだ。毎日届けられるのは広告ばかりだから、私個人的には、土曜の配達が無くなっても別に困らない。

USA TODAYのオンライン意見調査:  質問: 土曜の郵便配達が無くなると不便ですか?  回答:  ・ 不便だ 39.06% (回答数 2336)  ・ 不便ではない 58.41% (回答数 3493)  ・ どちらとも言えない 2.53% (回答数 151)  総回答数 5980(木曜の午前中時点)
若い人たちにとって、郵便は古代の遺物のようなものであり、郵便箱の中を見るのは週に1回、2回といった程度のようだ。繰り返しになるが、配達される物のほとんどは広告、それに電気代、ガス代などの料金請求書だ。もちろん、オンラインでも見ることができるから、料金請求書の郵送を止めることもできる。極端な言い方をすれば、配達が必要なのは小包だけだ。


上のチャートで分かるように郵便の量は年々減っている。2008年、配達された郵便数は2027億、そして2012年は21%少ない1600億だ。これだけダウントレンドがハッキリしているのだから、単に土曜の配達をやめるだけでなく、いっそのこと配達は週3回だけにしたらどうだろうか?そうすれば、毎年20億ドル以上の出費を減らすことができる筈だ。

(米国郵政長官は土曜の配達廃止を既に発表しているが、労働組合と議会が動く可能性があるので、現時点では配達廃止が100%実現するかは分からない。)


(参照したサイト:Postal Service Moves To Halt Saturday Mail

Generations weigh in on end of Saturday mail)

気になるチャート・パターン:調整を心配するテクニカル・アナリスト

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米国の個人投資家たちは強気だ。先月1月の、個人投資家たちの動向がAAIIから発表された。

・ 株、または株ミューチュアル・ファンドがポートフォリオを占める割合は61.4%となり、2011年7月以来最高の水準に達した。(過去平均は60%) ・ 国債などの債券に割り当てられている資金は4カ月連続の減少となり、6カ月ぶりの低水準となる20.2%に下がった。しかし、43カ月連続で過去平均の16%を上回った。 ・ 現金がポートフォリオを占める割合は4カ月ぶりの低水準となる18.4%に落ち込み、これで過去平均の24%を14カ月連続で下回った。
個人投資家ほど強気ではないが、ウォール街のストラテジストも、株に配分する資金を増やしている。



1月25日時点で、株に割り当てられている資金は45.2%となり3カ月ぶりの高水準に達した。しかし、1年前の57%にはまだ距離がある。

好調なマーケットが続いているが、J.C.パレッツ氏(Eagle Bay Capital)は、こんな心配をしている。



上は過去2年間のS&P500指数の動きだ。高値を結んで線が引かれているが、見てのとおり、この線にぶつかる度にS&P500指数は下落している。パレッツ氏はこう語っている。「現時点では、いつも以上に注意が必要だ。」


(参照したサイト:JANUARY AAII ASSET ALLOCATION SURVEY: EQUITY ALLOCATIONS RISE TO HIGHEST LEVEL SINCE JULY 2011

The Price Action Is Warning Us

野村ホールディングス:週足チャートに見える買いパターン

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またしても円が大幅に下げている。事態が気に食わない韓国人たちは、中央銀行に圧力をかけて対抗してくるだろう。世界的な通貨戦争、今のところ日本が明らかな勝者だ。野村ホールディングス、三菱UFJファイナンシャル・グループ、ソニー、ホンダ・モーター、トヨタ、全て長期的な買いだ。-- The Fly (ibankcoin.com)
一番最初に挙げられている野村ホールディングス(NMR)の長期チャート(月足)から見てみよう。




・2006年の高値(1):24ドル30セント

・2007年の高値(2):23ドル61セント

・2008年の高値(3):17ドル89セント

・2009年の高値(4):9ドル50セント

・2010年の高値(5):8ドル58セント

・2011年の高値(6):6ドル68セント

・2012年の高値(7):4ドル93セント

・2013年、今年ここまでの高値(8):6ドル14セント

・最安値は2011年12月(A)の2ドル94セント

注目は7と8だ。今まで前年度の高値を超えることはなかったが、今年ここまでの高値は(8)、前年度の高値(7)を上回り、長く続いたダウントレンドが終わりアップトレンドに入った兆候が見える。言い換えると、野村ホールディングスがダウントレンドに戻るためには、2011年12月(A)の安値を決定的に割る必要がある。

週足チャートに移ろう。



フラッグが形成されている。ブレイクアウトで買った場合、ポール(A)の長さ分の上昇が予想されるから、目標株価は8ドル38セント付近になる。(現在の株価は5ドル66セント)


(参照したサイト:It’s a Roaring Bull Market