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新年おめでとうございます -- 今年も大変なアメリカ

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どうぞ今年もよろしくお願いします!

ここカリフォルニアはまだ大晦日ですが、日本からのツイートは「明けましておめでとう」で溢れています。日本の年末年始は良いですね!除夜の鐘が鳴り響き、中学生のころですが、「初夜の鐘」というジョークが流行ったのを思い出します。

さて2013年は「へび年」、いったいどんな年になるでしょうか。

へび年はどんな年? 才能の開花や蒔いた種が実を結ぶ年と言われている
ということで、今年は実り多い年になることを願います。



アメリカは財政の崖まであと11時間24分55秒。ワシントンの議員さんたちは、この崖を回避しようと努力(?)をしているようですが、一つだけ確かに言えることは2013年は増税の年になります。




現在アメリカの抱える赤字は約16兆ドル。我々庶民の願いは「増税はしないでくれ」、「税率を引き下げくれ」です。しかしこれだけの赤字ですから、どう考えても増税が実施されることでしょう。 CNNはこう報道しています。

中流階級の米国市民は増税から逃げることは無理だろう。オバマ大統領は、中流階級の所得税上昇を防ごうとしているが、給与税は少なくとも2%の上昇となるだろう。
もし企業に米国のような膨大な赤字があったら、もちろん倒産です。こんな国の国債を、いったい誰が買っているのでしょうか?

連邦準備銀行は、米国経済を支えるために財務省から発行されている61%の債券を購入している。一見すると、米国債の需要が高いように映るが、これは単なる外見上のことであり、こんなことを長く継続させることは不可能だ。-- ローレンス・グッドマン氏(Center for Financial Stability)
下は米長期国債のETF、iShares Barclays 20+ Yr Treas.Bondの日足チャートです。



マーケット終了まで2時間ほどありますが、ローソク足はベアフラッグの下辺(1)を割り、売り手が優勢です。資金の流入/流出を見るマネーフロー(2)も下げ方向であり、売りの力が強いことが示されています(赤は20日平滑移動平均線)。もちろん国債が暴落しては大変ですから、連邦準備銀行は、当分の間、国債買いを続けることでしょう。

ローレンス・グッドマン氏は、更にこう語っています。

連銀による大量な国債買いのお陰で国債金利は人工的に低く抑えられ、米国の抱える赤字問題の真相…

米国株式市場 -- 週足チャートに見られる警報

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金曜、期待された反発ラリーは起きなかった。もちろん、財政の崖まで二日ということを考えれば、ここで積極的に買う気になれないのは当然かもしれない。下はS&P500指数の日足チャートだ。




必ずこうなる訳ではないが、1、2、3で示したように、ローソク足に目立つ下ヒゲが出来た場合、その翌日は陽線になる傾向がある。見てのとおり、木曜(4)の下ヒゲは極めて長かっただけに、金曜のほぼ安値引けの陰線(5)にガッカリした人は多かったことだろう。次に週足チャートを見てみよう。



赤い四角の中にある五つのローソク足に注目してほしい。高値は前週の高値より高く、安値も前週の安値より高くなっている。しかし、今週のローソク足(1)の高値は前週の高値より低く、安値も前週の安値より低くなっている。言い換えると、今週の陰線は、マーケットが下げに転じたことを示している可能性がある。



ストキャスティクスがクロスして売りシグナル(1)が出ている。もしAB=CDが形成されているなら、下げの目標値は1317付近だ。

米国の住宅産業指数に買いシグナル

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NYに上場されているキャノンに、MACDから買いシグナルが出ていることをツイートしたが、米国の住宅産業指数にも同様な買いシグナルが出ている。下が日足チャートだ。




・MACDのパラメーターは3-10-16。

・スローライン(1)はゼロライン(点線)より上にあり、現在この指数は買い基調にあることが示されている。

・ファストライン(2)がゼロラインを下回り買いシグナルが出ている。

下記は、この住宅指数に属する銘柄リストだ。



リストから二つだけチャート(日足)を見てみよう。



Hovnanian Enterprises Inc. (HOV)
フラッグが形成され、ブレイクアウトに期待できそうだ。



PulteGroup, Inc. (PHM)
円で囲ったが、MACDには指数と同様な買いシグナルが出ている。もし月曜のマーケットで、今日の高値(1)突破したら買ってみよう、と思っている人たちがいることだろう。

米国株式市場 -- 目立つ下ヒゲ、下げはこの辺で一段落?

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米国消費者:予想以上に財布の紐は固い

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ショッピング・センターは大混雑、駐車する場所が見つからない、といったことが連日報道され、今年のクリスマスは、米国の小売店にとって素晴らしい年という雰囲気があった。しかし、実際は大したことはなかった。APの報道によると、クリスマス直前2カ月間の売上は前年度を0.7%上回り、2008年以来最低の伸び率となった。多くのアナリストは3~4%増を予測していただけに、小売業者たちは、さぞガッカリしていることだろう。

なぜ売上は不振なものになってしまったのだろうか?

・大雪などの悪天候。特にハリケーン・サンディの影響が大きかった。 ・財政の崖が迫り先行き不安な米国経済。 ・コネチカット州で起きた銃乱射事件が消費者の買い物意欲を減退させた。
マーケット終了まで2時間を残し、小売銘柄専門のETF、SPDR S&P Retail (XRT)の日足チャートには長い陰線が形成されている。



先週金曜(1)、株価は窓を開けての下げとなり、この窓が目先のレジスタンス・ゾーンだ。次に、円で囲った部分を見てほしい。株価は200日平滑移動平均線に接触する度に反発し、この平滑移動平均線がサポートになっていることが分かる。言うまでもなく注目は、はたして今回も200日平滑移動平均線がサポートになるかだ。

さて、今日から「アフター・クリスマス・セール」が始まり、小売業者は今年最後の挽回チャンスに賭けている。報道によれば、クリスマス・プレゼントの返品のために店を訪れる客数は去年の数を大幅に上回ることが予想され、推定される返品総額は史上最高の630億ドルに達するようだ。もちろん、返品で払い戻された金を客が直ぐ使ってくれるかは分からないが、小売店は魅力的なセールを展開して返品目当てに訪れた客を誘惑することは間違いない。

もう一つの期待は、クリスマスのプレゼントとして贈られたギフト券だ。クリスマス・シーズンは、とかく食べ過ぎになりやすいだけに、「体重を減らす」を新年の抱負にする人が多い。早速ウォルマートやターゲットのウェブサイトでは、ギフト券を使ってフィトネス器具を買うことを勧める広告が掲載されている。「これから新年にかけて、小売店の売上は、とても強いものになるでしょう」、とCustomer Growth(調査会社)のジョンソン氏は語っている。


(参照したサイト:Shoppers Disappoint Re…

米国:銃に関する統計

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クリスマスです。人々は家族揃って楽しい一時を過ごしていることと思います。そして食前の祈りでは、多くの人たちが、銃乱射事件で幼い命を失った人々のために祈っていることでしょう。





この事件の結果、何らかの銃規制法案が議会を通過することになると思いますが、こういう銃に関するデータがあります。

・毎日31.5人のアメリカ人が銃によって殺されている。 ・何らかの銃規制が実施されないかぎり、オバマ大統領の第2任期期間中に、約4万6000人の人々が銃で命を失うことになる。 ・業者が拳銃を販売する際、身元確認をする必要があるが、法的抜け穴があるため、約40%の販売された拳銃は身元調査無しで販売されている。 ・ 80%の犯罪者は、銃販売ライセンスを必要としない中古業者から銃を取得している。 ・1982年以来、米国では61回の銃乱射事件が起きている。61回中、49回の事件で使われた銃が合法的に取得されたものだった。 ・23の裕福な国を調べた場合、80%の銃による殺人は米国で起きている。 ・銃を所有する82%のアメリカ人は、銃を買う前に身元調査を義務付けることを支持している。

(参照したサイト:Fact Check: Guns in America

メリー・クリスマス

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ファンドマネージャー対ハーバライフ: 目標株価はゼロ

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今週のマーケットを振り返って見ると、ハイライトは何と言っても健康食品、スキンケア製品の販売会社として知られるハーバライフだ。先ず、週足チャートを見てみよう。




1、2で分かるように、膨大な出来高を伴って極めて長い陰線が形成されている。パーセンテージに直せば今週の下げ幅は38%、正に暴落だ。今年の5月(3)にも大陰線が出来上がったことがあったが、これは著名ファンドマネージャー、デビッド・アインホーン氏が原因だった。決算説明会で、アインホーン氏はディストリビューターとそれ以外からの売り上げの割合、そして報奨金の具体的金額などを次々と経営陣に質問した。空売りで知られる氏の質問だっただけに、株価は大幅に下げる結果となった。

実は今回の下げも、有名なファンドマネージャーの空売りが原因になっている。空売りを仕掛けたのはパーシングスクエアの創業者、ビル・アックマン氏だ。「ハーバライフはピラミッド・スキーム(ネズミ講)であり、目標株価はゼロだ」、と言う氏はFacts About Herbalifeというサイトの中でハーバライフの実情を詳しく説明している。更に木曜、アックマン氏はニューヨークで特別会議を開き、ハーバライフに関する342枚のスライドを公開した。

当然疑問になるのは、ハーバライフは本当にアックマン氏の言うような会社なのだろうか?イゴール・グリーンワルド氏(MoneyShow.com)は、こう述べている。 

先日、ハーバライフを擁護する記事を書いてしまったが、アックマン氏のスライドを見て自分が間違っていたことに気が付いた。 ハーバライフの製品を販売することは全く採算の取れないことであり、リクルートの輪を次々と広めていくことができる人だけが成功できる。ハーバライフで成功することは、ハーバライフ社が言うような簡単なことではない。 アックマン氏が指摘したように、投資家たちはハーバライフが支払っている報酬は、いったいどこから来たものなのか、ということに注目する必要がある。今はぐっすり眠っている連邦取引委員会だが、事実に気がつけば目を覚ますことだろう。
アックマン氏が、ハーバライフはピラミッド・スキームだ、結論した理由の一つとして、この連邦取引委員会の法令をあげている。

新メンバーのリクルートが、実際の製品販売より重要な収入源となっている企業/団体はピラミッド・スキームに該当する。

あの悲惨な事件から一週間

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米コネチカット州のサンディフック小学校で銃乱射事件が起きてから1週間が経ちました。26人が殺害され、そのうちの20人は5~10歳の子どもでした。

クリスマスが迫り、プレゼントを既に用意していた親たちもいたことでしょう。本当なら楽しい筈のクリスマスが、一人の男によって打ち砕かれてしまいました。

こういう絵を見つけました。




天国へ行った子どもに、サンタクロースがプレゼントを届けています。この絵が、はたしてどの程度、子を失った親たちを慰めることができるかは分かりません。しかし私には、この絵を描いた人の心の暖かさを感じることができます。幼稚な考え方かもしれませんが、私はこの絵が実現することを願います。失われた幼い魂が天国で微笑み、喜び、そして走り回っていることを祈ります。

金:注目の140日移動平均線と320日移動平均線

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財政の崖という心配があるのに、なぜ金が下がるのだろう、と最近の金価格の低迷を不思議に思っている人たちが多い。テクニカル的に見ると、今日の下げで金は200日移動平均線を割り、いよいよ弱さが顕著になった。著名投資家ジム・ロジャーズは、こう語っている。

私も含めて金は買いだ、と思っている投資家が、あまりにも多すぎるから注意が必要だ。たとえ上げ相場という状況でも、商品や株は年に一度、または二年に一度は30%ほどの大きな下落があるものだ。しかし金の場合、そのような下げが起きたのは、ここ12年間で一度しかないから、そろそろまとまった下げが起きてもおかしくない。
という訳で、ロジャーズ氏は現在金を買っていないが、長期的に買いという姿勢は崩していない。現に氏は、「もし金が大きく下げた場合は大量に買い足したい」、と述べている。

ここで最初の疑問に戻ろう。なぜ金は下げているのだろうか?アラン・ザフラン氏(Luminous Capital)は、こう説明している。

経済が本当に回復しているなら、連銀は積極的に市場へ資金を注入する必要が無い。言い換えれば、以前のように紙幣を大量に刷る必要が無い訳だから、インフレヘッジとしての金投資の魅力が無くなる。(木曜、第3四半期の米GDPが上方修正された。)
今日の下げで金は200日移動平均線を割った訳だが、シェイファーズ・インベストメント・リサーチのアナリストは、こんなことを指摘している。
ここ数ヶ月間、私は金チャート上に走る140日移動平均線、そして320日移動平均線に注目していた。下のチャートを見てほしい。二本の移動平均線の重要さが分かる筈だ。
今日の下げで、金価格は両方の移動平均線を割ってしまった。これが意味することは、今週末まで、または年末までに金価格がこれら二本の移動平均線の上に戻れない場合は、買いポジションを処分する必要がある。 もう一度320日移動平均線を見てほしい。下げが始まり、金は長期的な下げ相場に入った可能性がある。言うまでもなく、これらの移動平均線は一般的ではない。しかし、これらの重要性を無視することはできない。

(参照したサイト:JIM ROGERS: I'm A Gold Bull, But I Think Prices Will Tumble For A While Longer

SPDR Gold Trust: A…

2013年は日本株の年!

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iBankCoinは毎日アクセスしている株サイトの一つだ。特に面白いのがThe Flyさんのコラム。今日のタイトルは「The Return of the Samurai」、ということで日本がテーマになっていることが直ぐに分かる。コラムは短く、The Flyさんの言いたいことは「2013年は日本株を買え」だ。

・ 選挙が終わり、新政権は10兆から15兆円をつぎ込んで経済を刺激する計画がある。 ・  円安を進めるだけでなく、新政権は中国との関係を見直し、防衛費や国内のインフラストラクチャー事業への支出を増大させる準備がある。 ・ 新政権は日銀の協力を強く要請し株式市場の復興を目指す。
では、The Flyさんはどんな銘柄を狙っているのだろうか?

・ 最も有望なのは輸出関連株。円安が進むわけだから、円が下がると上がる仕組みになっている上場投信、ProShares UltraShort Yen (YCS)が狙える。 ・ トップ銘柄はHonda Motor Co., Ltd. (HMC)、そしてその次はToyota Motor Corporation (TM)。 ・ 他の有望銘柄はKubota Corporation (KUB)、Nomura Holdings, Inc. (NMR)、Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc. (MTU)、Canon Inc. (CAJ)、そしてSony Corporation (SNE)。一つ言えることは、米国の株式市場に上場されている日本株には割高なものは一つも無い。 ・ 個別銘柄に投資したくなければ、MAXIS Nikkei 225 Index ETF (NKY)、Japan Smaller Capitalization Fund Inc. (JOF)、iShares MSCI Japan Index (EWJ)などのETFに投資するとよいだろう。 
更にThe Flyさんは、「ポートフォリオ内で、Honda Motor Co., Ltd. (HMC)が最大のポジションになるまで買い集めるつもりだ」、と語っている。 




(参照したサイト:The Return of the Samurai

サンタクロース・ラリーがやって来る?

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火曜の米国株式市場

ダウ: +0.87%

ナスダック: +1.46%

S&P500指数: +1.15%

見てのとおり、主要株式指数は三つ揃ってプラスで終了しマーケットは続伸となった。「サンタクロース・ラリーだ!」、という声も聞かれるが、正確に言うと昨日今日の上げはサンタクロース・ラリーに該当しない。

おそらく、ほとんどの人たちはクリスマス近辺に起きるマーケットの上昇がサンタクロース・ラリーだ、と思っていることだろう。この考え方に間違いはないが、サンタクロース・ラリーには具体的な限定された期間があり、実はこの指標はイェール・ハーシュ氏によって作られた。

サンタクロース・ラリー: 年末最後の5日、そして年始最初の2日、計7日間のマーケット(12月:24日、26日、27日、28日、31日。1月:2日、3日) ・ 大きな上げではないが、1950年以来S&P500指数は、この7日間に平均で1.5%の上昇を記録している。 ・ もしサンタクロース・ラリーが訪れなかった場合(この7日間がマイナスで終わった場合)は、ベアマーケットが訪れる可能性がある
さて、続伸のマーケットとは反対に元気が無いのが金だ。日足チャートを見てみよう。




今日の終値は1672ドル10セント、長い陰線が形成された。注目は200日移動平均線だ。数字を入れたように、これでこの移動平均線をテストするのは3回目になる。はたして今回も、ここがサポートになるだろうか?200日移動平均線割れ=ベアマーケット入り、と解釈する人が多いだけに、金は正に重要なレベルのテスト中だ。


(参照したサイト:The Santa Claus Rally: It’s Not Make Believe

なぜブレイクアウトのトレードで失敗するのか?

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色々な人種、宗教が存在するアメリカだけに、平均的なアメリカ人を説明するのは、とても難しいことだと思う。しかし、ムスリム同胞団の一員マハムード・ハリル氏によれば、典型的なアメリカ人には次の特徴がある。

・ 政治には興味が無い。

・ 太っている。

・ ブタのように食欲が旺盛。

もちろん、ハリル氏の言うことを100%受け入れる訳にはいかないが、アメリカには太った人が確かに多い。考えてみれば、砂糖がタップリと使われたドーナツを朝から食べる国民だから太るのは当然かもしれない。




さて、今日月曜のマーケットで目立つのはドーナツ株だ。取引終了まで、まだ1時間ほど残っているが、クリスピー・クリーム・ドーナツは+3.7%の強い動きを見せている。下が日足チャートだ。



1で分かるように、株価はフラッグを上放れて、力強い陽線が形成されている。上放れの買いは、一見すると単純な方法に見えるが、実際は騙されてしまうことが多い。例えば、先週金曜(2)のローソク足を見てほしい。瞬時、株価は上辺を突破しているが、突破した部分はヒゲであり、終値は上辺の下だ。言い換えると、金曜のローソク足はブレイクアウトの失敗を表し、今日月曜は陰線となる可能性があった。

ご察しのとおり、ブレイクアウトのトレードが難しい理由の一つは、ヒゲをつかんでしまうためだ。上放れのトレードを成功させるためには、先ずローソク足が完全に形成されるのを待つ必要がある。しかし、乗り遅れを嫌うトレーダーたちにはそれが出来ない。言うまでもなく、日足が完成するのはマーケット終了時だから、実際の売買は大引け間際まで待ってヒゲをつかまないようにすることが大切だ。


(参照したサイト:Muslim Brotherhood Member Explains ‘Average American’ To Egyptian TV